2017.04.18 07:09潮干狩りの季節です。 今週の3歳さんの時間。「春ですね。もう少し暖かくなると、海では潮干狩りができるようになりますよ。海に行ったことは、ありますか?」 「はい!」と元気にお答えができました。「そうですか。潮干狩りって、知っていますか?」 こちらは、ちょっと知らないな、という表情。こども用の春の図鑑か...
2017.04.18 06:54お子さんは、悲観的? それとも楽観的? オクスフォード大学のエレーヌ・フォックス教授による「悲観脳と楽観脳」についての講義を聞きました。こどもには、できるなら楽観的であってほしい、あまりクヨクヨせずに果敢にものごとにチャレンジしてほしいと願うところがあり、どうしたら、楽観的になるのだろう?という個人的な興味があったか...
2017.04.11 00:15落ちたコップ「食事中に、3歳の息子の手がコップにあたって、落としてしまいました。故意にではなくて、まちがって落としてしまったんです。息子はわたしに、『拾って』と言うのですが、こういう場合に、わたしが拾った方がよいのですか? それとも、自分で拾わせる方がよいのですか?」 こういうご質問をいただ...
2017.04.11 00:07こどもの「今」をとらえて待望のわが子との対面。 10か月の妊娠期間を経て、つわりの予期せぬ吐き気や食欲不振からくる倦怠感、小さな命を守らなければという緊張感と不安のフィニッシュを喜ぶ間もなく、育児はスタート。 育児書や情報のなかで得られる知識は、ガイドラインのようなもの。今、目の前のこの子にぴったりのこ...
2017.04.10 02:34当たり前のことを、当たり前に 「お受験」という言葉は、首都圏特有の単語かもしれません。そこには、幼稚園や小学校に入るために、幼い子らが母親に付き添われて、遊ぶ時間を削ってお勉強を強いられているイメージがあるように思います。確かに、狭き門をくぐろうとすれば、努力は必要です。 けれど、その努力は、幼い子らにスト...
2017.04.10 02:18幼児に語りかける「ことばの力」「KY(空気を読まない、読めない、察しが悪い)」ということばが、最近、よく使われています。主語を抜いて話す表現が多く、「あれ」「これ」などの指示語を多用する日本語は、英語に比べれば、非論理的な表現が多く、それこそ「空気を読まない」と、理解がしにくいことばです。「男は黙っているほう...
2017.04.06 05:22ほめて育てるのがいい? よくない?書店で、「ほめて育てましょう」という育児の本をよく見かけます。感情的に怒るのではなく、冷静に叱るのが正解で、ほめる機会を多く育てるのがいい、ということもよく耳にします。でも、わたしは「ほめる」という言葉のもつ、上の者が下の者を評価するような雰囲気に、違和感と、小さな嫌悪感をもって...
2017.04.03 09:56「お手伝い」って、言わないで 「お手伝い」という言葉のもつ「補助的」なイメージは、いつも主役でいたいこどもにとって、うれしい響きではないように、感じています。 こどもは、いつだって、主人公。脇役では、張り切ることができないようです。お手伝いではなく、仕事としてやってもらう。家族は、その仕事をありがたいと感謝...
2017.04.03 09:30おいしさの記憶が人生をつくる20代の編集者時代。香港の大富豪マダムを取材する機会がありました。「子育てで、いちばん、大事にしていることは何ですか?」と質問すると「娘の味覚を洗練させることです」と。「本物のおいしさを知ることで、人生は正しい方向に向かうのです」と。まだ若いわたしには、マダムのおっしゃった意味は...
2017.04.03 05:28元気にごあいさつができますか?よく「ご挨拶のできるこどもにしたい」と、うかがいます。明るく、元気にご挨拶ができることは、とても立派なことです。小さなこどもが、目上の方、あまり面識のない方にご挨拶ができると、周りがぱぁ~っと明るくなるような、晴れやかな空気になります。 どうしたら、そんなご挨拶ができるこどもにな...
2017.04.03 05:24やりたいことをやりたいだけ1歳前後になると、ハイハイから、つたい歩きが始まり、初めて立ち上がった瞬間に感動するものです。赤ちゃんから、幼児への第一歩。そんな時期、足腰の発達ともに、実は、手指の発達も急激なスピードで進んでいます。床に落ちた小さなホコリを見つけては、つまんでみたり、ティッシュボックスから、次...